2007年8月2日木曜日

8月2日は、「Buzzの日」~Buzzマーケティングを想う~

今朝のお話です。
とある広告代理店が、日本記念日協会に「Buzzの日」を申請していたところ、認可が下りて今年から

「8月2日:Bazzの日」
     が追加となってということをSNSの友人から教えていただきました。

「Buzz・・・?バズ・・・?なんですか?これは?」
語呂合わせ・・・。
 きっとWeb広告に関わらなければ、「Buzz」の意味をユーザーは判り難いだろうなとおもいつつも思わず

「座布団1枚!」

と、リコメントしてしまいました。この業界はある意味「目立ってナンボ」的なゆるい空気も漂っていますから、こういうサプライズ私は個人的には大好きなのです。

 「Buzz=口コミ」の意味を持ちます。
近年、Blogが誰にでも(わたしでも)作成が可能になり、MixiやGREEのようなSNSが盛んになりました。口コミという行動は、昔むかしからある原始的な行動でありマーケティングエリアではありましたが、このWebではボーダレスな環境なために、この口コミが驚異的に早く拡散されるのです。
この特性に目をつけたマーケティングを「Buzzマーケティング」とゆるめにいいます。

 判りやすくいえば、「ハチミツの新商品販売促進(ブランディングイメージの構築)がゴール」とすると以下のたとえが成り立ちます。
 AさんのBlogは非常に食材について語られていて、ノードが多いとします。
AさんはブロガーのSNSにも参加しています。
そこでSNS運営会社からAさんに「ハチミツのサンプルを送るので、記事としてとりあげてくれますか?」と案件を投げかけます。
AさんがOKすると、SNS運営会社はハチミツの商品データ(画像・成分・値段・販売日など)を送信し、サンプルを発送します。
Aさんは、届いたサンプルを試し商品データを元に感想を記事としてログします。
Aさんのログを見た「食材」に興味のあるユーザー達は、興味が深ければこのログを自発的に次のノードに伸ばしていきます。この潮流が「Buzz」です。

ここ最近は、イベントやリアルプレイス(実際にある店舗など)、マスメディアなどでクロスさせることで商品認知をWebという不明確な世界から、現実世界にシフトさせてマーケットを組むことが求められています。
なぜなら、Webの場合裏づけとなる根拠が非常に曖昧だからです。
 過剰広告に近い表現かも・・・とエンドユーザーが判断すれば、「炎上」という表面化した問題になります。悲しいかなブログ閉鎖や企業のバッシングが発生しやすい環境も同時に産みだしているのですね。

 「8月2日は、Buzzの日」
このキャッチの本当の真意を知りたくなった朝でした。
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