1945年 広島に世界で初めて原爆が投下されました。
「原爆の日」の6日を前に、広島市中区の原爆ドーム前を流れる元安川の水面に5日夜、故岡本太郎氏の壁画「明日(あす)の神話」が平和を祈って映し出されました。
「明日の神話」は、核のさく裂する瞬間を描いた縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画で、燃える白い骸骨(がいこつ)の周囲に赤い炎が全体に描かれ、核の残酷さと、さく裂の瞬間に人間の誇りも強烈に燃え上がって決意が生まれるという未来へのメッセージが込められていました。
今回は、水面に白いスクリーンに見立てた布を浮かべ、巨大プロジェクターで実物大に投影しています。企画は地元の団体の皆さん。イベントなどでビルや他に映像を投影するのは一苦労します。
投影させたい材質やその日の気温や気候、周りの光量で変わるので大変だったとおもいます。
願いを込めたその気持ちは、きっとメディアを通じて、そして、実際に観られた方を通じて広げてくれることでしょうね。
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